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医療保険って「本当に」いらないの?

 

最近、保険不要論がちまたで盛んに話題になっているようです。
そういう私も正直必要ない保険は世の中にたくさんあるなぁと思っています。

では、医療保険はどうなのか?医療保険もいらない保険として切り捨ててしまってよいのでしょうか?

 


【医療保険いらない派の意見】

① 公的医療制度が充実している
日本人は国民健康保険というとても手厚い保障の保険にほぼ全員加入しています。国民健康保険に加入しているおかげで医療費の負担金は実費の3割(70%off)で済みますし、高額療養費制度を利用すれば、ひと月の医療費が上限を超えた場合、申請すれば超えた金額を国が負担してくれます。
国民の大半はこの国民健康保険で医療費の大部分を賄うことができるという計算になっています。

② 民間の保険に加入しても保険料負けする
せっかく民間の医療保険に加入してもそんなにしょっちゅう大病を患ったりちょいちょい入院するわけではないので、ほとんどの人が保険料の払い損になってしまいます。

 


【一生でかかる医療費の半分は70歳以上】

平成29年のデータですが、日本人が一生でかかる生涯医療費は男性で2600万円女性は2800万円だそうです。女性のほうが長生きなのでその分余計にかかるんですね。そして男女ともこのうちの半分は70歳未満、残り半分は70歳以上で一気にかかってくるのだそうです。

 


【共済保険って実はそんなに良くない?】

よく「共済保険は保険料が安いからお得だよ」と言われますよね。
ではなんで保険料が安いのか、そのからくりをご存じですか?

実は共済の医療保険って肝心の保険期間が短いものが多いので、高齢になっていよいよ入院や通院が増えてきたという段階で保険が切れてしまうといったことになってしまうのです。
私もじつは県民共済の医療保険に入っているのですが70歳までしか保障がありません!本当に医療にお金がかかる段階になって保障が切れてしまうのです。保険料が安いのでついズルズルと払い続けてしまっていますが解約するべきかいつも悩んでいます。過去一回だけケガで2週間入院したとき給付金をもらっているのですが、それでもこのまま70歳まで何事もなければ完全に保険料負けですね(苦笑)

【医療保険の要不要は個人で決める】

それでは本当に医療保険は必要ないものなのかというと、それは個人差なんですよね。保険は必要ない人には全然必要なくて払い損になるものです。しかし大病を患って長期入院を余儀なくされたり俘虜の事故に遭ったりした場合、民間の医療保険は大きな威力を発揮するので、ガン家系の血筋だったり、スポーツなどが趣味でケガをしやすいなど、病気やケガに対してリスクを感じるのであれば入っておいたほうが良い場合もあります。



【2対6対2の法則】

「2対6対2の法則」ってご存じですか?
世の中の多くの物事は2対6対2の構成比に落ち着くという経験則のことで、医療費の負担についてもまさにこの法則があてはまると思います。
要するに上位2割の人は医療費がものすごくかかるので医療保険に加入すればお得になる、6割の人はそこそこの頻度で病気したりケガしたりするだけなので保険料を払うと少し損する、残りの2割は超健康体で医療費なんかほとんど必要ないから医療保険に加入するとめちゃくちゃ損する、そういう感じになるのかなと思います。


そんなわけで突き詰めて考えると、保険に入って損したのか得したのかは寿命が終わってみないとわからないので、医療保険が必要なのか不要なのかは一概には語れないということになります。

 

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そこで一つの提案なのですが、医療費に莫大なお金がかかる人はほとんどいないということなら、医療保険に加入する代わりに同じ金額を貯金や投資に回して万が一に備えるというのはどうでしょうか?
生涯医療にかかるお金は女性で2800万円ですが実質負担は3割ですから840万円、このうちのさらに3割が日常の小さな病気やケガにかかるお金だとすると備えるべき金額は残りの7割で590万円、さらに高額療養費制度もあるので実際の負担金はもっと少額になるので、投資や貯蓄に回せば十分なんとかなる範囲です。
そこで民間の医療保険に加入する代わりに投資信託などで同じ資金を運用すれば、40歳から毎月5000円くらいで積立を始めたとしても年利3%~4%くらいで運用できれば70歳以降になって医療費にお金がかかるようになってからの備えに十分な資金が作れるというわけです。

いやいや、私は健康に自信がないから70歳になるまでに大病するかもしれないとか、そこまで長期で資産運用する自信がないし、投資の結果が良くなかったらどうするんだという方は、医療保険を利用して万が一の備えを盤石にすればよいのではないでしょうか。

 

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ともあれ、保険は未来の不確実性を担保するものなので本当に必要なのかそれとも不要なのかは前述したとおり人生が終わってみないと答えが出ないものなので、あまり過度に不安になりすぎないように冷静に考える必要があるかもなぁと思いました!

ではでは~!